CATEGORY
POWERED BY
SKYBABIES
SKYBABIES

こんにちは、ソラミド編集部の安久都智史(あくつさとし)です。

このたび、ソラミドの編集長を名乗ることを決めました。

自然体な生き方を考えるメディアの編集長。その肩書きとは裏腹に、僕は自然体で生きているとは言えません。

そんな僕が編集長になってもいいのだろうか。葛藤を抱えたまま、それでも編集長を名乗ることについて、少しお話できたら幸いです。

安久都智史
ソラミド編集長

聴いて書いたり、読んで編んだり、語り合ったり。「青春」と「できずとも繋がる働く」が探究テーマ。妻がだいすきです。
Twitter: https://twitter.com/as_milanista

自然体。僕がその言葉に惹かれはじめたのは、2019年12月にうつ病・適応障害を患い、働き方ひいては生き方を模索するようになってからでした。

なにがしんどかったのか、僕にとっての心地よさってなんなのか、望む生き方ってなんだろう。

いま思えば、自分にとっての自然体を模索していたんだと思います。

けれど、ぐぅっと考え続けていても答えは出ない。だったらと思い、「これかも?」と仮説を立てて行動しては、見立てが外れる。

もがいては、あがく。もがいては、あがく。倒れる。また、もがいては、あがく。

そんな繰り返しのなか、「自然体で生きる」を掲げる不思議な会社に出会いました。それが、ソラミドを運営する株式会社スカイベイビーズ。

自然体を考える、自分たちのメディアを作りたい

代表から言われ、心がピクッと反応したことを覚えています。

ここでだったら、僕のもがき、あがきに意味を見出だせるかもしれない。問い続けることが道になるかもしれない。

メディアを通じて、生き方の探究を深めよう。そう決めたのは、2021年4月のことでした。

ソラミドをはじめてから、お寺のご住職、絵描き、ブランドオーナー、タイニーハウスをつくった人……さまざまな人にお話をお伺いしました。

それぞれの生きてきた道、考えてきたことをお聞きするたび、「生きるって自由なんだな」と感じます。

いままでの僕を囲っていた鉄格子が、一本ずつ折れていく感覚。それが心地よかった。

一方で、鉄格子がなくなっていくにつれ、悩みも深くなっていきました。生きるって自由なんだ。だったら、僕はどう生きていたいんだろう。僕の自然体ってなんだろう。

悩みの深まりと共に、ソラミドへの思い入れが強くなっていく。もっと考えたい、もっと人に触れたい、もっといろいろな生き方を知りたい。

そんな想いが行いにも出たのか、気が付けば、ソラミドを率先して引っ張る立ち位置になっていました。

編集長になる?

代表から、そう言われたこともあります。それでも、編集長を名乗ろうと思ったことはありません。

……正確に言うと名乗りたかったけれど、自信がなかったんです。

悩み続けている自分が、自然体な生き方を考えるメディアの編集長なんて。

ずっと尻込みしていました。思い入れが強くなればなるほど、足が重くなる。大好きなメディアなのに。いや、大好きなメディアだから。

自信のなさはもう一つ。「ものを書く」ことへの“恐れ多さ”、でした。

「ものを書く」ことへの敬意と熱量と共に生きている方々が、世の中にはたくさんいらっしゃいます。その想いが、偉大なアウトプットを生み出している。有り難いことに、そんな想いを持つ方々と触れ合う機会をたくさんいただいてきました。

彼ら彼女らと比べて、僕は本気で「ものを書く」ことに向き合っているのだろうか。この問いに自信を持って頷けないうちは、編集長を名乗れないのではないか。

そんなことを思い続けていた数ヶ月だった気がします。

重い足を踏み出せたのは、編集部の仲間からの一言でした。

ソラミドで大事にしているものって、安久都さんが大切にしているものですよね

何気ない一言。けれど、そう言われて初めて、悩み続けている自分だからこそ、自信のない自分だからこそ、このメディアの編集長を名乗っていいのかも、と思ったんです。

ソラミドは自然体な生き方を“考える”メディア。答えを提示するわけではなく、読者の皆さんと一緒に考えるメディア。

だったら、自身の生き方を模索している自分が、「共に考える編集長」を目指したらいいんじゃないか。

そして、その過程で「ものを書く」ことに本気で向き合えるようになるんじゃないか。

ほんの小さな気付きです。でも、背中を押してくれる気付きでもあった。

悩みもがき続けている編集長って、なんだか面白いかも。素直にそう思えたとき、ソラミド編集長を名乗ることを決めました。

冒頭から、繰り返し「名乗ること」を決めたと書いています。編集長に「なった」のではなく、「名乗る」、と。

なぜなら、編集長とはなんたるかが分かっていないから。

編集の長。きっと、メディアの編集方針や大切にしたいことを言語化するのでしょう。メディアの羅針盤になるのでしょう。

もちろん、そういったことをやろうとは思っています。でも、それだけじゃない。僕は僕なりの編集長像を創り上げてもいいんじゃないかな、って。

編集長ってなんだろう、という新たな問いを抱えていく決意。自信なんて、これっぽっちもありません。だから、編集長を「名乗る」ことにしたんです。

その先で見える景色があるはずだから。そして、そんな旅路さえも、自然体な生き方を考えることに繋がると思うから。

編集長になるんじゃない。名乗って、模索して、僕なりの編集長になってゆく。

その過程を、あたたかく見守っていただければ幸いです。

そして、自然体な生き方を共に考えていけたら。そんな幸せなことはありません。


ソラミドについて

ソラミド

ソラミドは、自然体な生き方を考えるメディア。「自然体で、生きよう。」をコンセプトに、さまざまな人の暮らし・考え方を発信しています。Twitterでも最新情報をお届け。みなさんと一緒に、自然体を考えられたら嬉しいです。https://twitter.com/soramido_media

注目記事