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答えがないから、みんなで考える。ソラミド公開編集会議レポート

編集部を飛び出して、”自然体”を考えたい

そう思ったのは、今年の年明けに、ソラミド編集部内で「2022年何したい?」をテーマに議論を交わしたときでした。答えのない“自然体”を考えるメディアなのに、自分たちだけで進めていていいんだろうか。もっと開かれた場所で、メディアの在り方について議論する必要があるんじゃないか。

そこで先日、ソラミド読者の方をお招きして、初となる「ソラミド公開編集会議」を開催いたしました!

前半では、ソラミドの記事を囲みながら「過去」を振り返り、後半では、”ソラミドのこれから”をテーマに「未来」を語り合った本会議。

読者の方から直接コメントをいただく貴重な機会を通じて、ソラミドの在り方を見つめ直し、新たな可能性を感じることができました。

未来への第一歩になった大切な時間。本記事では、その会議の様子をお伝えします!

人の内面を届けるという拠り所。

会議の前半では、下記の記事を題材に「良い点」と「もやっとした点」をディスカッション。ソラミドの「過去」を振り返りました。

▼題材記事
「いつ休んでもいい会社」と考える“働きやすさ”の実現。目指すは、対話を通じて変化し続ける組織――武藤北斗×安井省人

まずは、「良い点」について。記事としての良い点に加えて、内容に関する感想もいただきました。

印象的だったのは、

組織づくりにおける『思い』と『具体例』が一緒に語られているのが良いと思った

インタビュイーの方の、寄り添う姿勢、そして社員の方に向き合う姿勢を記事から感じることができ、真摯な想いが文章から伝わってきた

といったご意見。これをお聞きして、「あぁ、このままで良いんだ」と感じました。私たちが伝えたい「思い」や「姿勢」は届いているんだと。

ソラミドでは、ただ”事実”を伝える記事ではなく、読後に新たな“問い”を生み出してもらえる記事を目指してきました。

今回の題材記事も、単に「このような会社があります」という紹介に終わってしまっては、私たちが届ける意味がない。事実だけでは、自然体を考えるきっかけにはなりにくい。けれど、人の気持ちや思いを届けることができれば、感情が動き、新たな“問い”が生まれるはずです。

人の深いところを伝えるからこそ、触発されて思考がめぐる。私たちが、答えのないものに向かい続けるための拠り所を、再認識できた気がします。

言葉の“強さ”は、印象を与えやすく、分断を生みやすく。

その一方で、「もやっとした点」についてはこのような意見をいただきました。

ハッとしたのは、

冒頭で「スカイベイビーズも同じ悩みを抱えていた」と記載されていたが、具体的にどのような悩みを抱えているのかが気になった

というご意見をいただいたとき。

改めて感じたのは、読者さんとの目線を合わせる大切さです。ソラミド運営元である「スカイベイビーズ」の名前を出したものの、読者さんにとっては知らない情報。ソラミドを読んでいても、スカイベイビーズのことは知らない。そんな当たり前を忘れていたことに、気付くことができました。

ひとりで先走ったら、自然体を考えるきっかけを与えることはできない。肝に銘じたい気付きです。

さらに、いただいたご意見の中で興味深かったのが

「結果はどちらでも良い」という書き方が少し強い気がした

というもの。

実際、編集部でも「言葉が強すぎて、分断を生んでしまうのではないか」という懸念がありました。とはいえ、わかりやすさを重視して「結果より、プロセスが大事」という書き方にしてしまっては、馴染みのある言葉として、読み流されてしまう可能性もある。

馴染みがある言葉を使えば、読者さんの共感を生みやすいかもしれません。けれど、本当に伝えたかったこととの齟齬が生まれてしまいやすくもある。

メディアとして、使う言葉の強弱と向き合う重要性を、改めて感じた振り返りでした。

1対nではなく、1対1を積み上げる

後半は、「ソラミドのこれから」をテーマに、「未来」について語り合うことに。

いただいたのは、

対談の様子を撮影し、動画コンテンツを届けてはどうか

というご意見。

実は、「動画」や「音声」を活用したコンテンツは編集部内でも話に挙がったことがあります。動画や音声では、表情や声質、話し方、話のテンポなども一緒に届けることができる。テキスト情報だけでは伝えきれない、インタビュイーの方のお人柄を伝える別の方法も面白いかもしれません。

加えて気付かされたのは、「1対1」の関わりという可能性。

生き方や働き方で悩みを抱えている人を募集し、対談企画を実施してはどうか

とても新鮮に感じたこのご意見。コロナ禍を経て生き方を見つめ直し、自分の自然体について考えている人も増えているはず。そんな方に向けて、『ソラミド』でできることがあるのではないかと。

これまで、記事というコンテンツを通じ、1対nの形で自然体を考えるきっかけをお届けしてきた私たち。

多くの人に情報を届けられることがメディアの良い点ではありますが、より深く自然体についての問いを持ってもらうためには、1対1の「対話」も必要なのかもしれない。

対話を生み出せるような新たな企画を模索しながら、メディアとしての新たな可能性を広げていきたいと感じました。

ソラミドが当てる“光”の数を、読者のみなさまと増やしたい

改めて、編集会議にご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

複数のメンバーがいるとはいえ、編集部内の視点にもやはり限界はあります。自然体には答えがないからこそ、当てる“光”の数を増やしていかなければならない。そのためにも、読者の方々と交流しながら、メディアを客観的に見直す機会を増やしていきたいと思います。

ソラミドは今後も引き続き記事をお届けしながら、SNS等での発信や、さまざまな形でのイベントを検討しているので、今後ともよろしくお願いいたします!

ソラミドについて

ソラミド

ソラミドは、自然体な生き方を考えるメディア。「自然体で、生きよう。」をコンセプトに、さまざまな人の暮らし・考え方を発信しています。Twitterでも最新情報をお届け。みなさんと一緒に、自然体を考えられたら嬉しいです。https://twitter.com/soramido_media

執筆

吉井萌里
ソラミド編集部

96年生まれ。福井県出身。フリーランスでライター、マーケティングの仕事をしています。日本の「生きづらさ」の原因、を模索中。精神的に豊かで居られる社会づくりに貢献したい。義理と人情で生きてます。
Twitter: https://twitter.com/xlxlxler_mel

編集

安久都智史
ソラミド編集長

聴いて書いたり、読んで編んだり、語り合ったり。「青春」と「できずとも繋がる働く」が探究テーマ。妻がだいすきです。
Twitter: https://twitter.com/as_milanista

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