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ラジオで、人とのつながりをもっと感じられる。Webメディア『ソラミド』が音声配信をやってみて

自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』では、実は音声配信を行っています。

例えば、「成長する」と「手放す」について話したり、過去記事について振り返ったり、編集部員の自己紹介をしたり……。

普段の記事とは少し異なる方向から、自然体な生き方を考えること、ひいてはソラミドについてを発信しています。

ラジオの配信を始めて、約4ヶ月。少しずつ、聴いてくださっている方々から、ご感想をいただくことも増えてきました。

そこで改めて、僕たちがラジオをやる意味を考えてみたい……! そう思い、ラジオを収録しているいつもの3名(編集長:安久都智史、編集部員:佐藤純平、貝津美里)で、ソラミドラジオについて振り返ってみました。

イヤホンを耳に入れて、散歩するように。ゆるりと読んでいただけたらと思います。

※今回の記事は、ソラミドラジオ#17の音声をもとに、記事へと再構成したものです。ぜひ音声もお楽しみください。

“ゆらぎ”をお届けしたかった

貝津

まずは、最初のきっかけのところを話せればと思って。Webメディアのソラミドが、文章を生業にしている私たちが、なぜラジオという音声配信を届けることになったのか。編集長の安久都さんに、お聞きしてもいいですか?

安久都

最初の最初は、「やったら僕たちが楽しいんじゃない?」でしたけどね笑。でも、じゃあ本当にやるか、ってなったとき、ソラミドとしてやる意味はしっかりと考えました。

そこで思ったのは、ソラミドとして大切にしている“ゆらぎ”を、もっとみなさんと共有したい、ということ。

貝津

ゆらぎ。

安久都

柔らかい部分とも言っていますけど、綺麗なストーリーに入り切らない部分というか。普段の記事でも、そういう部分をお伝えしようと心がけてはいます。

でも、記事っていうひとつのパッケージに仕立て上げるなかで、どうしても整えちゃう部分とか、まとめてしまう部分もあって。

それは、僕たちの想いについてもそう。こういう悩みを抱えていて、取材をして、こういう気付きがあって……と綺麗にまとめすぎてしまう。生の部分を伝えきれていないなって、思っていたんです。

佐藤

ソラミドの記事って、「こういうことを考えたくて取材しました」って記事の冒頭に書くので、ライター自身がかなり前に出るじゃないですか。ライター個人の問いを大事にしているメディア。

だから、僕たちのことを知っていただいたうえで、記事を読んでいただいた方が伝わりやすいですよね。

安久都

そうですね。その方が読者さんとの距離も縮まるとも思いますし。ゆらぎやナマの部分って、出すことで人間味も増す気がしていて。僕たち自身の悩みや迷いを、もっと伝えられたらなと思いますね。その方が、自然体を考えられるはず。

ソラミドラジオも、ソラミドっぽい。

佐藤

貝津さんは、編集部に入った後に、いきなり「ラジオやりませんか?」って誘われたんですよね。びっくりしませんでした?

※貝津は、ソラミドラジオPJが始まった後に、ソラミド編集部に参画。

貝津

もちろん、びっくりしました(笑)。でも、ラジオもいいなって。普段は文章を書いていますけど、それも人の想いを伝えるための、ひとつの手段であって。

あくまでも「伝えたいものがある」がスタートになるので、書くだけに固執しているというよりは、伝えたいことが伝わるってことが一番。だから、お誘いいただいたときも、「やってみたい!」と思いました。

安久都

やってみたり、背景を聞いてみたりして、なにか感じたことありました?

貝津

さっき安久都さんがおっしゃっていたことからも思ったんですけど、本当に「自然体を考える」を突き詰めているよなぁって。だって、普段の記事も自然体じゃないですか。

佐藤

いや、本当に(笑)。

貝津

それでも、拾い切れていない部分とか、整えちゃっている部分があるよねって。ソラミドが大切にしたいことを、どこまでも体現するために、なにができるだろうって模索し続けているんだなぁと感じましたね。

改めて、始めたきっかけや動機の部分が、ソラミドっぽくていいなぁ。

みなさんの近くに行きたい

佐藤

さっき、「読者さんとの距離が縮まる」って話も出ましたけど、ラジオが読者さんとのつながりを作るきっかけになったらいいですよね。

僕たちがラジオで、自分たちのことを話す理由もきっとそこで。「つながりたい」って言っているのに、その人たちがどういう人かわからないって、めちゃくちゃ怖いじゃないですか。

安久都

そうですね、一方的すぎる(笑)。

佐藤

「そもそも、この人はどんな人なの?」ってことが伝わらないと不安ですよね、きっと。そういった意味でも、音声があると安心すると思うんです。「あぁ、この人はこんな人なんだろうな」「こんな考え方する人なんだな」って、掴んではもらえるはず。

安久都

ソラミドは顔が見える方のメディアだとは思いますけど、より深くお届けはしたいですよね。

貝津

なんだかラジオって、より近くで届けられているような手触り感がありますよね。自分の言葉で発信しているから、なのかな。

普段は、インタビューを通じた記事というアウトプットで、自分の疑問や問いを発信していますけど、自分の声でってなると、少し違ってくるというか。ちょっと距離が縮まっている感覚もあります。

安久都

記事を読んでいただくのも嬉しいですけど、ラジオを聴いていただいているのも、また違う嬉しさですよね。より生の部分をお伝えしているので、そこを知っていただけるというのは、やってみて良かったなと思います。

内との、外とのつながりを。

佐藤

本当に、配信している側からしても、このラジオの存在はすごくありがたいです。

安久都

急にどの立場なんですか(笑)。

佐藤

いや(笑)。このご時世でなかなか人と会う機会も減ってしまって。こうやってお話できる場を設けられているっていうのが、そもそもありがたいなと思うんです。

それは、聴いてくださっている、みなさんの存在もそうで。聴いてくださっている方々がちゃんといるんだっていう、安心感というか、つながりというか。勝手に抱いているだけかもしれないですけど、すごく感じるんです。

それが、心にちょっとした安らぎを与えてくれている、といいますか。人と会う機会は少ないけど、ちゃんと人とつながっている実感を持てているんですよね。

安久都

確かに、人とのつながりは感じるかも。それは、読者さんともそうですし、編集部内でのつながりも同じくで。普段はリモートで働いているので、なかなか雑談もできないですしね。こうやって語り合える機会を作れているのは、やって良かったなと。

貝津

途中から編集部に入った身としても、ありがたいです。話しているうちに互いの価値観や人柄が見えてくるというか。健やかさはもらっていますね。

安久都

しかも、メディアのテーマを深める機会にもなる。

佐藤

メディアをやっている方々は、ぜひラジオを……って思いますね。勝手ですけど(笑)。

信頼されるメディアへ

貝津

ラジオを聴いてくれた私のパートナーが「信頼できる人たちだね」って言ってくれて。いまって、情報を届ける側の人がどういう人かがわからないと、発信内容をそのまま信じられるかどうかが難しい時代になってきたな、と思うんです。

そのなかで、「この人たちが言うことなら信じられるな」っていうのを、ラジオを通して感じてもらえるって、記事を届け続ける上で、すごくありがたい話だなって。

佐藤

めっちゃいい話じゃないですか……。

安久都

僕の妻も、「本当にいい人たちと働いているね」って言ってくれていました。身内の言葉なので、読者さんもそうかは分からないですけど、「こういう人たちなんだ」っていうのが、より伝わっていたらいいですよね。

佐藤

めっちゃいいですね。聴いてくださっていること自体が本当に嬉しいですし、こんな活動をやっていると知っていただくだけで、本当にありがたいなと思います。

しかも、こうやって感想をいただけると励みになりますね。励みがなくとも、楽しいのでやり続けるとは思うんですけど(笑)。でも、すごく嬉しいです。

読者さん、聴いてくださっている方々とのつながりを実感しつつ、つながりを深められる機会を設けられたらいいなと思いますので、ぜひご感想をお待ちしております。今日もありがとうございました!

貝津

ありがとうございました!

安久都

ありがとうございました!


ソラミドについて

ソラミド

ソラミドは、自然体な生き方を考えるメディア。「自然体で、生きよう。」をコンセプトに、さまざまな人の暮らし・考え方を発信しています。Twitterでも最新情報をお届け。みなさんと一緒に、自然体を考えられたら嬉しいです。https://twitter.com/soramido_media