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あの人の“自然体”をまっすぐに問う一問一答企画 – vol.3

わたしたちソラミドmadoがいつも探求している「“自然体”ってなんだろう」という問い。“自然体”という概念は、いろんな捉え方ができる、自由なもの。ひとつの正解らしきものがないからこそ、たくさんの人に同じ質問をぶつけてみたらどうだろう。

過去の記事で取材をさせていただいた方、ソラミドmado編集部やその周りの人たちへ、まっすぐで単刀直入な“自然体”に関する3つの質問に答えていただきました。

第1回の記事はこちらよりご覧ください。
第2回の記事はこちらよりご覧ください。

今回の回答者

橋野貴洋

カメラマン/30代/関西

趣味:散歩、写真を撮る、カフェに行く、海外サッカーを観る

うめこ

農業/40代/富山県

趣味:家庭菜園、映画鑑賞、昭和歌謡、読書

ヨシケン

フリーランス/40代/東京都

趣味:ヨット

佐藤純平

ライター&コミュニティマネージャー/30代/大阪

趣味:散歩、読書、漫画、旅

K.K

ライター/50代/東京

趣味:舞台鑑賞(古典から現代劇まで)、スポーツ観戦、読書、手芸など

あなたが「自然体」でいられるのはどんなとき?

橋野貴洋

「やるべきこと」にとらわれず、今ここに集中できているとき。好きなように散歩しているときなど。

「今日は完全休暇!」と思えていたり、目の前のことに対して感情を味わえているときは、自然体でいられている。

うめこ

仕事(農作業)をしているとき。

毎日アウトドアで息をきらすほどの肉体労働をしていると、自分を取り繕うことも忘れて作業に夢中になってしまいます。山登り効果(空気の薄い所に一緒に山登りするとお互い本音しか言わなくなって仲良くなったりチームワークが形成されるらしい)みたいで、仲間と笑い合ったり、暑い、寒い、重たいと文句を言いあったり、汗だく泥まみれの姿を心地良いを思えるので、これが自分にとっての自然体なのかなと思っています。

ヨシケン

今の自分自身が自然体かなと。

自身の理念を定めて仕事ができているのと、プライベートも特にストレスなく過ごせてるから。

佐藤純平

お風呂。特に人が少ない露天風呂に入っているときは自然体だなと思います。

特に人が少ない露天風呂に入っているときは自然体だなと思います。
鎧や仮面どころか、何もかもを脱ぎ捨てて、身ひとつの状態になるし、風呂の中では単なる人間というか、肩書きも何もない状態で、何もしなくていい(お湯に浸かっているだけでいい)ので、ありのままでいられる感覚があります。

K.K

いろんなことに興味を持って、あちこちに手を広げているとき。

オタク気質なので、文化的なものからサブカル、スポーツ、諸々のジャンルで、自分のワクワクを追求して共通点をつなげていっているのが自然な状態だと思います。

あなたの周りにいる「自然体」な人を教えて下さい。

橋野貴洋

小原和花さん。

自分の意思にまっすぐに行動している。自己選択している。のびのびと、リラックスしている(ことが多そう)

うめこ

8歳の娘です。

保育園ときから自己主張が強くマイペースで自由すぎる行動が多く、親の理解を超えていました。小学校に入り、授業中じっとしていることができず教室を飛び出したり、机に上ったりで情緒障害とカテゴライズされ特別支援学級になりました。「なんでそういうことするの?」と聞くと「わたし、はんぶん鳥だから。」とすごく納得のいく答えが返ってきました。鳥だから自由に飛び回りたいのね。母は人間なのだが、鳥カゴに入ることなく自然体でいてほしいと思っています。最近は、髪の毛が暑い!と本人たっての希望で、丸坊主になりました。すごく素敵な女の子です。

ヨシケン

スカイベイビーズ安井さん。

ご自身の生き方について軸が明確なため。

佐藤純平

幸せだな、と言いながら泣いていた友だちがいて、ものすごく自然体だなと思いました。

泣いているとき、特に嬉しかったり、感動していたりするときの涙には、嘘も何もないのかなと。あらがいたくてもあらがえないものが涙なのかもしれないなと思います。

K.K

一番最初に浮かんだ存在でいうと、スカイベイビーズ代表の安井さんでしょうか。

自然体で仕事もプライベートも過ごされているなあといつも思います。

あなたにとって「自然体」とは?

橋野貴洋

心身ともに等身大であること。

新しいことにチャレンジしたり、少しストレッチすることは自然体とも言えるが、そういった挑戦が、誰かの目を気にしての行動だったり、自分の意思に反していたり、身体に無理な負荷をかけるものであれば、それは自然体ではなさそう。

うめこ

こころが自由であることではないでしょうか?

生きるって何だろう?愛ってなに?ってずーっと考えてました。いま50近い年齢になり、お金とか出世とか外見に興味がなくなり色んなものから離れたら身軽になって、いつも青信号が続くまっすぐな道を走っているイメージです。まだ悟りは開けていませんが、今の自分が好きで「自然体」であると自信を持って言えます。自分に嘘をつくことなくやりたいことをやって、他人にもオープンマインドで言いたいことを言って、身勝手な生き方かもしれませんが、まったくストレスがないです。毎朝北アルプスの山々から昇る朝陽を見ると、今日も一日がんばるぞーっという気持ちになり、この自然環境が心と身体のバランス、なんらかの波長を整えてくれている気がします。

ヨシケン

自分らしく生きること。

佐藤純平

あらがわないこと。

全ては流れているし、揺らいでいる。それに変に抵抗しようとしたり、こじつけようとしたりすると、何か違和感やらモヤモヤやらが出てくるのかなと。肩の力を抜いて、流れや揺らぎに身を任せ、いまここにあるものに集中できる状態が自然体なのかもしれないと思っています。

K.K

好きなジャンルにおいてフラットに見たり、共通点を見つようとしているのが自然で安定している状態といえるかも。

いろんなものに興味があるので、結果的にどこかに究極に偏ることなく、いろんな角度から見たりすることを自然にしようとしているように思います(できていないときもありますが)。

まだまだ続くこちらの企画。第4回もお楽しみに!

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